合気道は植芝盛平先生(初代道主)によって創始され、開祖入神後は盛平翁の三男の吉祥丸二代目道主(1921~1999)に継承され、吉祥丸道主の後は次男の守央三代目道主(1951~)に受け継がれています。
吉祥丸という名前は珍しい名前ですが、大江山の鬼退治で有名な源頼光の幼名に因んで付けられたものです。吉祥丸道主は、合気道の武道としてのありようと時代への適応を矛盾なく整合させ、より分かりやすくして普及に力を入れられました。そして、人格形成を目指す求道と位置付け、合気道の精神性を強調されました。
守央道主は、開祖と吉祥丸道主が敷かれた道を踏襲され、合気道を正しく世に広めようとされています。