こんなところに気をつけて
『合気道は難しくない』
合気道には「あれっ、何でそんなことが出来るの?」と思ってしまう不思議な技が多いと思います。そんな時に、「合気道って難しいなぁ」とつぶやくか「あんなに上手く出来るようになりたいな」と思うかで、その後の上達度合いが違ってきます。
合気道も習い事です。繰り返して習っているうちに出来るようになりますので、「難しい」とか「出来ない」とか思わないで、「3か月もすれば出来るようになるさ」と思って下さい。本当にそうなりますから。
『家族を大切に』
合気道を習い始めると、家に帰って、布団の上で受身の練習をしたり、家族を相手に技の練習をしたりするようになります。そんな時に、協力して下さる家族に対する感謝の言葉を忘れない人は長続きしています。
『少し早めに合図を』
合気道には、危害を加えようとしている相手を生け捕りにするための固め技があって、固められると痛みを伴います。これは、どこまで痛みを辛抱できるかの限界に挑戦するものでも、もっと頑張れるようになるためのストレッチをしているのでもありません。
大抵の人は、痛くなる少し前に手で畳を叩いて「まいった(そこまででストップ)」と合図をしています。
固め技で極められたときには、腕の力を抜くと腕の可動範囲が広がります。
なお、極める人は、ゆっくりと極めて、相手に手で合図が出来る余裕を与えて上げましょう。